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「BLOOD-C~The Last Dark」を見ました。

あのTVシリーズ終了後から、なんとも言えない気持ち悪さを引きずっていたので、つい見に行ってしまいました。

過去のBLOODシリーズと比較して、いろいろ言われていますが、思い返すに、そんなにあのシリーズって名作だっけ?という気が個人的にはしています。
設定は良いんだけど、話はいつも惜しいというか…
セーラー服の女子高生が化け物相手に、これまた化け物じみた力で日本刀を振るう。
まぁ、これさえ押さえとけばBLOODシリーズなのかな、とか。

とりあえず、映画はまぁ面白かったです。
TVシリーズを見ていたのなら、なんだかちゃんとしていて驚くかもしれません。
とりあえず、小夜の一つの物語としては、終わっていましたし。

SFとか伝奇物ジャンルの映画には、よく起こりがちでもありますけど、一本の映画として見ると説明不足な感は否めません。
TVシリーズを見ていた私でも、説明不足感はありましたから、映画だけ見るとなると更に、でしょうね。
そもそもTVシリーズ自体が説明不足…ごにょごにょ。

とりあえず、BLOOD-CのCはCLAMPのCか、と。
そんな感想が強くなった劇場版でした。

政財界に強い影響力を持つ七原文人によって、若者たちの行動が制限されている東京。
家へと帰る乗客で混み合う地下鉄車内へ、突如現れた異形の化け物「古きもの」。
乗客を喰い殺しだした「古きもの」の出現に、大パニックになる地下鉄内。
そのパニックの中、一人「古きもの」に向けて刀を抜く、文人を追って東京へやって来た小夜の姿があった。

アノ店主が出てきたときは「あ~、出て来ちゃった。」なんて思いました。(笑)

では、以下ネタバレありです。
そして、長いです。
文人が「術者」だったり、細かい小物に「モコナ」が使われていたり、あの犬の主人の「店」の店主・四月一日が出てきたり、TVシリーズと較べ、かなりCLAMP色が強くなっていました。
まぁ、その辺りは賛否両論というか、拒否反応を起こす人も多いでしょうね。
私はぬるく笑っていましたけど…

新キャラの、行政の抑圧に反抗する若者たち・「サーラット」の面々は、キャストに人気声優を並べただけあって、安心の安定感。
のねのね達、アクの強いTVシリーズのキャラに比べると、あくまで普通の良い若者たちでした。(まぁ、そうでないとストーリー上、困るのですけどね。)
その分、驚きのキャスティングとかはありません。
唯一、小夜にある種のシンパシーを感じて、仲良くしようとする女子高生「柊真奈」だけは、モデルで女優の橋本愛さんがサプライズでキャスティングされていたってことになるのかな。
例によって、演技がヒドイとか言われていますが、私はしばらく聞いていたら慣れました。
そのある程度の下手さが朴訥とした喋りのように聞こえて、これまたボソボソ喋る小夜と良い感じになっていた場面もありましたし。
(まぁ、聞くに堪えないヒドイ吹替えっていうのはこんなモンではないっすよ。)
真奈はある程度、人物背景の描写がありましたが、あとのキャラクターは「いつもの感じでよろしくね。見てるほうも分かるでしょ?」って感じ。
そういった意味では、このキャスティングは有効だったんでしょうね。

「サーラット」の後援者・殯 蔵人なんて、もっと描写があっても良さそうだったんですけれども、あっさりでした。
結局、彼は権力を握りたかった、その支配欲を文人に突かれて騙されてしまったようなのですが、文人の計画にどこから彼が乗っていたのかが、良く分かりませんでした。(
彼の最期の姿をみながら、劇場版「FATE/UBW」を思い出して、しみじみしてしまいました。
「あ、また…だね。」なんて。
神谷浩史さんの箍が外れた演技はいいですね…

でも、結局「朱食免」てどうなったんだよ!っていう、疑問が残った訳なんですが。
小夜の動きを止められる程の、制約を発揮する代物のようなのですが、なにせ最後の最後まで「朱食免」が良く分かりませんでした。(ていうか、その存在が腑に落ちない。)

「UBW」といえば、アーチャー役の諏訪部さんも出ていました。
こちらも、いつもの感じで分かってよ、って感じのキャラクターでした。
でも、諏訪部さんのムダ使い感は大きかったなぁ…べつに、諏訪部さんじゃなくっても良かったんじゃないの?

文人については、この映画で描かれたのは「文人の小夜への愛」だ、と言われていたりするんですが、完全なる一方通行の、小夜にしたら傍迷惑でしかない代物だったように思えました。
小夜のためなら家族を殺すことも、幼馴染を殺すことも、どんな犠牲も厭わないくらい(まぁ、TVシリーズからしてそうだけど)、小夜に魅せられている文人なんですけども、小夜の意向は全く聞いていない。
本当に、なんたる迷惑。

ちゃんと、相手の意向くらい聞けよ。大人なんだから。

ラストバトルは、確かにあっけなかったのですが、文人の限界と絶望いう意味では、あれでも良かったのかな、と。

全ての決着をつけた小夜が感じたのは、空虚さと寂寥感だったように見えました。

以前の小夜が描かれないので分からないのですが、あの惨殺劇で終わった島で人と繋がる事を知り、繋がりを失う「寂しさ」を知った、と言うことならば、文人のしたことは迷惑以外の意味もあったかもしれないですね。
「人と繋がる事が出来る」と小夜は知った、ということなのだから。

ラストシーン後の小夜は四月一日との約束を思い出したでしょうか?
小夜に刀を渡す対価は、「全てが終わって、もう一度顔を見せに来たとき」に貰う、と四月一日は言っていました。
全てを終えて進む方向を失った小夜に、当面の目的地を四月一日が与えたということなら、彼の登場も文句はないかも…なんて思いました。
対価が「出されたコーヒーを飲む」とかで、それを小夜が飲んだら、結構イイ場面になりそうなのになぁ、なんて。

最後に蛇足。
文人が学校に出没したのって、もしかして、その制服を着た小夜を見たかったからか…?なんて、邪推したりしました。
いえ。なんだか、TVシリーズの制服と趣味の一貫性が感じられた制服だったので。
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テーマ : アニメ
ジャンル : 映画

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