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トワノクオン第6章「永遠の久遠(トワノクオン)」を見ました。

初日舞台挨拶回に行きました。
映画館に着いてみると、ロビーは凄い人混みで、9割が女子でした。
恐るべし神谷人気。(ですよね、間違いなく。)

舞台挨拶は上映後にありました。
挨拶に来られたのは、プロデューサーの南さん、クオン役の神谷さん、ユリ役の白石さんという顔ぶれ。

とりあえず、約半年追いかけた作品のラストを見た直後で、場内はちょっと放心した感じの空気が漂っていました。
色々、劇中のエピソードのお話が聞けたりするので、舞台挨拶は上映前より後の方が良いですね。

なんでも、ギリギリまで音入れをしていたらしくて、26日公開だったのですが、21日の月曜日まで作業をしていたとの事。
この第6章は爆発シーンが多いので、大変だったそうです。
爆発音だけでなく、爆発前にピカッと光っていると、その閃光音も入れねばならないので、時間がかかったそうです。
神谷さんが気にしていたのは、ユリと並んだ時のクオンの背の低さ。
「これから、伸びるのかな?」なんて言っていたけれども、クオンって現代人じゃないですからね。
中世くらいの庶民、それも山奥の隠れ里の住民なわけで、栄養状態が良かったとは思えないし…多分、標準よりも小さいんじゃないかしら。
白石さんは、ユリの「クオンが助けてくれたの」っていう台詞に引っかかっていたそうで、「え、瞬に助けてもらったでしょ!?」と思っていたそうです。
まぁ、「いつ」を指すのかっていう解釈の差だったみたいですけど。
確かに、最後あたりで、誰か瞬のことを思い出してあげて!とは思いましたね。

最終章のタイトルは「永遠の久遠」。
クオン兄弟の名前でメインタイトルですね。
しかし、クオンの親は自分の息子たちにすごい名前を付けたものですね。
案外、クオンたちの隠れ里は知識水準が高かったのかな、なんて、ちょっと意地の悪いことを思ったりしました。
まぁ、当時の知識層が能力に覚醒して隠れ里まで流れてくる、なんてことも有り得ますしね。

以下、長いのでご注意。




6章通して見てきて、結局、世界観のスケールが最後まで掴めなかったなぁ、というのが頭から消えませんでした。
見ていて面白かったし、好きな作品なだけに、惜しいなぁと悔しくおもいます。
結局「トワノクオン」は「クオン」の物語であって、「アトラクターと人間」とかいう物語ではなかったのですよね。

「トワノクオン」の物語のスケール感がつかみ難いのは、クオンの視野が狭かったせいなのかもしれません。
彼は、降りかかってくる火の粉をひたすらに振り払ってまわっていただけで、「アトラクター」のその先について展望は持っていなかった訳で、その辺りが中途半端というか、クオンの限界というか、そのクオンの視野の狭さに物語りが引き摺られていた感じがしました。
クオン自身も、ものすごく熱いキャラクターなんですが、普段は結構飄々としていて掴みどころがない感じなんですよね。
まぁ、実際は精神的にはじいさんな訳ですし、飄々ともしそうですけど。
そこも、なんとなく内面の葛藤とか、そういったものを見ている側に実感させ難いキャラクターにしていたような気がします。
もっと分かりやすく青臭いキャラクターでもよかったんじゃないかなぁ、とか。
まぁ、実際クオンは生きてきた時間に比べて青臭くはあるんですけれども…
それもこれも、描かれていたのは「クオン」であって、「アトラクター」ではなかった、ということに尽きるんでしょうね。

さて、最終章。
言葉巧みに、アトラクターの子供たちを連れ去った上代から仲間を救い出そうとするアトラクターたち。
クオンにはもう一つ、千年前に助けられなかった弟のトワを助ける、という目的もありました。
初めて、仲間たちに個人的な目的のために動く事に協力を頼むクオン。

なんとなく、やっとクオンとアトラクターの仲間たちの目線が同じ所に揃った気がしました。
…なんですが、なんかそのエピソードが埋もれ気味でもあったような気がして残念でした。
その後の対上代戦が凄かったのもあるんですけど、「初めてクオンが自分個人の事情のために動く」っていう感じが弱かったかなぁ。

そして絵的な演出なんですが、冒頭からここまでで、クオンの左目の怪我が地味に治っていっているんですよ。
このあたりで、目が開けられないくらいだった傷がほとんど完治していました。
細かい!

この後の場面で、クオンの天然タラシっぷりがちょっと発動されて、神谷さんと白石さんが「どの程度クオンは分かっているのか」と、話されていました。
まぁ、ユリの気持ちに全く気付かないほど朴念仁ではないだろう、と。
あと、白石さんが、いつもふざけては「好き」とクオンにズバッと言えるユリが、真面目にはなかなか伝えられないっていうのが可愛い、と仰ってました。
確かに、オトメでした。

突入後は、サイボーグ部隊と対峙した瞬が「ここは任せて、先に行け」と。
ああ、黄金パターン!
と思いつつも、熱くなる展開ですね。
あくまでサイボーグ部隊であることに何の疑問も抱かないアルファと、反逆したイプシロンこと瞬、揺らぎつつもやっぱり命令に逆らえないデルタことひずるの対比が良かったです。
それぞれ、なにか悲しくて。

残念だったのは、上代の野望というか、なんというか。
上代の強欲がこの最終決戦を招いたらしいんですけれども、やっぱり「もっと強く、もっと、もっと」という所に落ち着いちゃったか、ていうガッカリ感を私は非常に感じました。
狭い世界で終わっちゃったな~ていう。
クーストースの上位機関のオールドーの目的も良く分からないままでしたし、結局、上代も先は見ていない悪役でした、というのが非常に残念でした。
もっと強くなってどうしたいの?という目的が伝わってこなくて…
能力者である事を隠しながら、能力者を狩る側にいる、というのは結構ドラマがありそうなんですが、それを感じさせる程には上代の描写がありませんでした。
クオンと対比される様な要素もなかったですし、上代という悪役がなんか生かされなかった終わりでした。

唯一、クオンとの対比というと、限界を超えようと自力で頑張ろうとするクオンと、頑張らずに他所から貰ってきちゃおう、という上代っていう所でしょうか。
でも、それは上代の能力の特性でもありますからね。
クオンも一人でなんとかしようとしすぎて、ちょっとイラッとくるところもありましたけど。

「トワノクオン」のメッセージっていうのは、可能性を信じて頑張って生きよう、なんだと理解しているんですけれども、そうだとすると、アトラクターと人間とか、なんか枝葉が多くて見えにくくなっていたような気がします。
私がいろいろな物語を見すぎているからなのかもしれませんが、この設定だと、こんな問題が生じるでしょう?とかいう疑問が色々投げっぱなしにされて話が進んでいった印象でした。
クオンの物語としては、膠着していたクオンの時間が動き出す所まで辿り着いたので、良かったとは思うのですが…

ラスト。超覚醒のクオンがウ○トラマンに見えて仕方がなかった。




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