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「コクリコ坂から」を見ました。

「ゲド戦記」の宮崎吾朗監督作品。
世間の評判は良くなかった「ゲド戦記」ですが、私個人的には好きでした。

ゲド戦記とは違い、「コクリコ坂」はちょっと?昔の日本のお話。ファンタジーではないけれども、ある種のファンタジーではあるかもしれませんね。

原作は高橋千鶴、少女マンガです。
高橋千鶴といえば、なかよしで描いていた作家さんで、友達のお姉ちゃんからコミックスを貰った思い出が…っていうか、どっかにまだあるんじゃないかな?
この「コクリコ坂から」は原作つきで、発行は1980年だそうです。

映画は青春ドラマになっていましたので、少女マンガだからといってキラキラなお花が飛ぶ世界を想像して、構える必要はありません。
ていうか、昔の少女マンガのヒーローって暑苦しい学生生活送ってたりしてましたからね。
やけに生徒会の力が強くて…というマンガは今も多いですが、もっとノリが暑苦しかった気がします。

横浜の高台で下宿屋を切り盛りしている高校生、松崎海の日課は毎朝庭のポールに信号旗を揚げること。
海で帰らぬ人となった、船乗りだった父親の留守の間の日課を今も続けている。
ある日、校門で配られた学校新聞に、旗を揚げる自分のこと事になっていたことから、新聞を発行している新聞部部長の風間俊のことが気になるようになる。

映画は、やっぱりゲド的に説明不足感がぬぐえない感じになっていました。
俊と海の物語としては良いのかもしれませんが、細かい所の「なぜ?」が解決されない。
映画の中の大きな物語の流れに押し流されて、気になる所に手が届かない内に映画が終わってしまった。
そんな感じがしました。
映画自体は面白かったし、さわやかな青春映画だとは思うのですが…

平成生まれの人からは、「昭和ファンタジー」ものっていう分類に入れられちゃいそうですね。

祖母の古い家の窓の手すりがあんな感じだった、とか、2階にあった古い簡易台所があんな感じだったなぁ、とか、高橋千鶴を知っている私ですらそんな感じでしたもの。
祖母の家でいとこ達と、押し入れベッドと呼んでいた代物が出て来たのは、懐かしくも嬉しかったです。
隣のカップルの彼氏の方が、「エスケープ」とか時代懸った言葉とかにいちいち反応して「プッ」って噴くのが、実はうっとおしかった…
「サボタージュ」とか言わんかっただけ良いじゃないのよ。

それはともかく。
時代設定は1963年。
1950年から3年続いた朝鮮戦争の特需が起点となって、経済がどんどん良くなって「新しいことは良いことだ」と、国全体が前と上だけを見ていた時代、でしょうか。
けれども、主人公の海の父親は、日本が朝鮮戦争の掃海担当をしていたということもあってか、その朝鮮戦争に参加して帰らぬ人となっています。
それでも、旗を揚げ続ける海。
帰らぬ父親の帰還を信じている、という悲壮な感じではなく、本当に日課としている感じでした。
高台から見える船全部の安全を祈っている、ということなんでしょうか?
ウィキによると「御安航を祈る」という意味の旗を揚げていたようなので、要するにそういうことなんでしょう。
こういう所がちょっと、説明不足。
海のあだ名が「メル」らしいのですが、こちらも全く説明がなくて、フランス語の海=ラ・メールから来ているらしいとか、コクリコ=ひなげしだとか、そういう不親切さが気になるんですよね。
メルでしょうか?
でも、昔の少女まんがネタとしてはすっごくよく使われていたんですよ。
今じゃぁ、陳腐化してるのでストレートにはあまり使われないですけどね。

海と俊役の長沢まさみと岡田准一の声優振りは、まぁ、気になりませんでした。
上手いって程じゃないけれど、邪魔にはなっていませんでした。

いろいろ不親切な所もあった「コクリコ坂」ですが、面白かったし、楽しめました。
一言でいうと、やっぱり「爽やか」かな。
青春ですねぇ~って感じで。

でも、子供向けではないですね。
分からなくても、心に響くものが…ていうようなテーマもありませんし、ワクワクするようなアクションシーンもないですし。




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