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「パコと魔法の絵本」を見ました。

良かったです。本当に見に行って良かったです。
ポスターだけ見ると、洋画のファンタジー映画のようで邦画と思えない感じなのでした。
「ムーラン・ルージュ」を見たときに「豪華な仕掛け時計みたいな映画」だな、と思ったのですが、この映画は本当に「豪華な飛び出す絵本」でした。
本当に楽しくって、わくわくして、そして感動しました。(感動のあたりはちょっとあざといほどの演出だったのかもしれない気はしますが…)

しかし、豪勢に役者達をキャラクター化させていました。本当に誰が誰だか分からない(ちょっとウソ)。
本当にいいの?と画面に聞いてしまいたくなるくらい。
特に役所広司。
よくもまぁ、あんな吉本新喜劇のハゲ爺さんみたいなヅラを被ってくれたもんだなぁ、としみじみ思いました。

変わった病院長の運営する病院には、変わった病人達が入院している。
その変わり者揃いの病人達に嫌われている偏屈な老人、大貫。
大会社の社長で大金持ちの彼だったが、日々周囲に暴言を吐き、人の嫌がることをするのが大好きという彼は、別に周りの人間にどう思われようとへっりゃら。
ある日大貫は、病院の庭で絵本を読む少女パコと出会う。
いつもどおり意地悪をする大貫。
だが、次の日も出会った時も変わらずに大貫に微笑みかけるパコ。
ちょっとした誤解でパコを殴ってしまった大貫に、院長はパコは一日分しか記憶できない病気だと教える。
次の日パコに出会った大貫が、謝ろうとパコに触れようとした時「おじさん、パコに昨日触ったね?」と昨日の記憶がないはずのパコが言うのだった。大貫はパコを殴ったというのに…
その言葉を聞いた大貫は、彼女のために何かをしたいと思うようになる。

ということで、見たのは劇場公開時。
記事を上げ損なっていたのですが、DVD発売がされるようなので上げてみました。


パコと魔法の絵本 (通常版)
パコと魔法の絵本 (通常版)
何気なく、CGと実写との融合も日本映画にしては凄いです。(監督は「嫌われ松子」の人だから、監督のセンスかな)
さり気なく使ってるっていうのではなく、「使ってますよ~」っていう主張の強いCGとの合成って日本映画は苦手だったんではないか、と思うんですよ。


まず冒頭の大貫の孫の部屋にびっくりでした。
いや、アニメ好きには突っ込み所満載の部屋で、うひゃ~っと思いながら見ていましたよ。
でも、あの部屋があの不思議な飛び出す絵本の世界への良い入り口になっていたように思います。
見ているこちら側の身近にある異次元への鍵というか、そういうイメージで監督はアニメグッズやヌイグルミをあの部屋に置きまくっていたのではないでしょうか。
実際「999」のメーテルのポスターの夜空から、病院のシーンへ行ったりしていましたしね。

そして、いきなり上川隆也演じる医院長に度肝を抜かれました。
上川さんのハジケっぷり…全く舞台のテンションですね。でも、映画であのテンションが見れるとは…
そこからは本当に濃い入院患者と毒々しい看護婦の面々がどんどん出てくる。
キャラクターも濃いけれど、画面も極彩色の世界です。
ここで引いてしまう人は、きっとこの映画にはついていけないでしょうね。
でも出演者唯一の芸人、劇団ひとりには普通の役を振ったそうです、監督が。
理由は監督のS心だそうですよ。
何か面白いことをしたい、するのが仕事の芸人さんに、あえてやらせない。
そのウズウズしている様子を見るのが楽しくて仕方がなかったそうです。
確かに、普通にイイ人の消防士の役でした。
まぁ、普段と違うギャップのある役をさせたいんでしょうね。

そういう意味では役所さんです。
本当に、サリーちゃんパパ白髪バージョンみたいなハゲ爺さんで、出てきたときには分かってるけど本当?みたいな感じでした。
「SAYURI」の時とは大違い。振り切ってます。
そしてパコちゃん。
本当にかわいい。声もかわいいし。
大貫がほほに触ると「大貫?」と言う、その様子が本当に可愛いんです。(あんまりカワイイ言い過ぎるとアヤシイ人のようですが…)
そりゃ、偏屈ジジイも落ちますがな。
真面目なことを言うと、唯一パコの中で継続している記憶が殴られた「大貫の手」の感触だというのが、悲しいですよね。
もっと良いものを覚えていて欲しい、優しい記憶が心に残らないか?と大貫は頑張るんですよ。

そして大貫に協力する中で、それぞれ患者たちも変わっていく。

子供向けのような感じですが、実は大人が見たほうが楽しめるんじゃないか?という映画でした。
ていうか、大人向けかも。
なんかその辺のブラックな部分を内包する感じが、海外の童話のようでした。


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テーマ : パコと魔法の絵本
ジャンル : 映画

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見たい!

どうも、周囲の人間をイジるのが好きな音虎です(笑)
大貫みたいにならないようにしないと…(苦笑)

ゆっこ様の言う通り、これは大人の為の映画な気がします。
子供も楽しめるでしょうけど、真に余す所無く楽しめるのは大人だろうと。
CMやら紹介番組やらを見ていて、めちゃくちゃ見たくなったんですが、どうしても試験が無視出来なくて…悲しい学生の宿命で…今考えれば映画一本くらいよかったんじゃ、とは思うのですが…。
俳優さん達の見事な変身も面白いし、背景一つ取っても目で楽しめそうな映画なんで…やっぱDVD借りて見ます!

Re: 見たい!

本当に、冒頭の孫の部屋でニヤリですよ。…ニタリかな。
ぜひ、DVDで静止画にして突っ込んで下さい。

いやいや、試験は大事ですよ。カレーの作り方を書いてとにかく埋めろ的な、都市伝説に賭ける訳にも行かないし。
学生時代は1,800円も重くのしかかりますよね。

この映画は本当にお勧めです。
見た時は、あまりに「良かった~!」って思いすぎて、文にならなかったんですよね。
言い尽くそうとすると長くなりすぎて、浜村淳かって感じになりそうでした。(語り残しはエンド・テロップしか残らない、っていう)
ただ、あんまり真面目に構えて見出すと付いていけない、って人も出そうなのが難なんですけどね。
…そういった意味では、あの部屋が逆効果かも。

私の友達は上川さんが出ているのに最後まで気が付きませんでしたよ。

(笑)

余りにもゆっこ様のコメ返しが面白かったので、思わずコメ返しちゃいます。

カレーの作り方書いて埋めるなんて話、初耳です!いや~そんな都市伝説…というか冗談があるなんて。今度やってみます(オイ)
あと浜村淳に吹きましたwそこまでとは…ヤバい、ホントに見ないと!
真面目に見ちゃ駄目っぽいのはなんとなく分かりますね…多分素直に楽しめないような。
俳優さん達の変身&怪演っぷりを楽しみにしてます!
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