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「エリザベス・ゴールデン・エイジ」を見ました。

ケイト・ブランシェットの出世作「エリザベス」の続編です。
前作では、田舎で隔離されるように暮らしていた少女のエリザベスが、突然宮廷の権力闘争に巻き込まれていく様が描かれたのですが、今回は立派に女王として立つエリザベスの姿が描かれます。
ゴールデンエイジはすっかり女王も板に付いて、したたかになったエリザベスが描かれます。

予告を見たときから見たかったんですよ。
ケイト・ブランシェットは好きだし、エリザベスの続編だし。
そういえば、前作のエリザベスはおすぎさんが絶賛してましたね。

プロテスタントの女王として即位したエリザベス。
国内はカソリックとプロテスタントの勢力が争い、国外からはスペイン国王フェリベ二世が侵略の機会を虎視眈々と狙っていた。
また、カソリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も彼女の頭を悩ませるのだった。
未婚であるということを外交の武器として使いつつ、ヨーロッパの中で存在感を示すエリザベスだったが、どこか虚しさを感じていた。
それでも、この難局を女王として乗り切っていかなければならない、それが彼女の運命だった。

監督も前作「エリザベス」と同じ人だそうです。

非常に見応えのある映画でした。
予備知識は全くなしで見るよりは、最低限大まかに勢力図など知っといた方がいいでしょうね。
でも、多分学校で習う歴史程度でいいとは思いますけど。
私は、主に「サラディナーサ」で仕入れた知識で勝負しました。(だって、日本史専攻だったもん)
それにしてもフェリペ二世は悪役なんだなぁ、スペイン王室の財政が破綻したのは彼のせいというよりも、お父さんの先代の王様のせいらしいんだけどね。


副題の「ゴールデン・エイジ」ですが、この映画はエリザベスが「ゴールデン・エイジ」を築くまでのお話。
カソリックとプロテスタントがいがみ合い、カソリック強国のスペインが表面的には友好的な態度をとりつつ、その争いの隙につけ入ろうとしている、そんな難しい情勢の中で舵を取るエリザベスの苦悩と葛藤が描かれてしました。

正直この苦悩がちょっと長い…
いや、苦悩の長さはいいのですよ、CMでも流れていた「白馬の女王さま兵に檄を飛ばす」の場面で、ものすごく生きてくるので。
未婚の女王ということを最大限に外交の武器として使いつつ、その度にあからさまなおべっかや、空々しい賛美にうんざりしているエリザベスだからなのか、周りを固めているお気に入りは女性ばかり。女子校のようでした。

もう一人のエリザベスも言える役割の人物が二人出ていたような気がしました。
一人はお気に入りの侍女のエリザベス。
女性として自由に生きられないエリザベスはその侍女のベスに自分を投影させていたようです。
ベスの方も女王の孤独をよく分かっていて、ありのままの心で女王に接する事で女王の信頼に応える、という良い関係だったのですが、ここに半海賊のウォルター卿が現れて、二人の関係が崩れてしまう。
三角関係みたいになってしまって、エリザベスの女性としての心が騒ぐっていう展開なんですが、いかんせん、エリザベスとウォルター卿の関係がキレイに描かれすぎてて、エリザベスのその後の苦悩が大げさに見えてしまうんです。
二人の関係の深いところが描かれていないので、ちょっと女王が思い込みの強いイタイ女に見えてしまいました。

もう一人はスコットランド女王メアリ・スチュアート。
一歩間違えれば彼女の様になっていた、エリザベスは彼女によって「なぜ女王になったのか」という根本的な動機を思い出すんです。
女王であるか、さもなければ死か。
女王である、という事を辞めることなんて不可能だという事を。
彼女を駆り立てているのは、1作目の「エリザベス」から貫かれている根源的な恐怖なのです。

そしてラストに待っているのはスペイン艦隊の襲来。
一大スペクタルなのですが、「サラディナーサ」を読んでいたので、もうちょっと艦隊戦を分かりやすく描いて欲しかったかなぁ、と思ってしまいました。
けれども、このスペイン戦の前に兵に檄を飛ばすエリザベスの姿は感激しました。
どれだけの想いを押し殺して馬上にいるのか、そしてやはり彼女が女王で正解なのだ、感じさせてくれました。

そしてエリザベスはゴールデン・エイジを築いていく…
その裏に様々な想いを隠して 

といった感じでしょうか。









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テーマ : エリザベス:ゴールデン・エイジ
ジャンル : 映画

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