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「スウィーニー・トッド」を見ました。

公開前の盛大な宣伝に不安を感じた「スウィーニー・トッド」
ジョニー・デップが「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスパロウ船長で大当たりしたからなんでしょうが、監督はティム・バートンなんですよ。
なんか、とんでもないメジャーな映画の如く大々的に宣伝されると、「スパロウ船長じゃないよ!グロい映画なんだよ!!」って叫びたくなります。
観客動員数のランキングは結構上位に入っていたので、安心しました。
まぁ、何割かの人は期待したジョニー・デップを見れなかったんでしょうけれど。

ミュージカル映画とは聞いていましたが、想像以上にミュージカル映画でした。
結構、歌のシーンが多くて、「ムーラン・ルージュ」を思い出しました。
元が舞台の作品だからなのか、なんだか箱庭的な世界観でした。
そこも「ムーラン・ルージュ」を思い出した一因かも知れません。

19世紀末のロンドン。
フリート街で理髪店を営む、ベンジャミン・バーカーは美しい妻と娘と共に幸せに暮らしていた。
しかし、美しい妻に横恋慕したタービン判事によって無実の罪を着せられ、ベンジャミンは投獄されてしまうのだった。
15年後、スウィーニー・トッドと名前を変えロンドンへ戻ってきた彼は、以前と同じフリート街に理髪店を構え、階下のパイの店の女主人、ミセス・ラモットの協力も得て、幸せな日々の全てを奪ったタービン判事への復讐を始めるのだった。

監督ティム・バートン&主演ジョニー・デップのコンビ
ミセス・ラモットにヘレナ・ボナム=カーター、タービン判事にアラン・リックマン、その腰巾着の役人にティモシースポール。
この辺りの顔ぶれを見ると、どうしても「ハリー・ポッター」を思い出して仕方がありません。

グロい、グロいと言われている、殺人シーンですが、言われているほどはグロくはなかったです。
…というか、見ているうちにいっそ愉快になっていくというか、面白かったです。
一緒に見に行った友達には、そんなキラキラした顔でこの映画を面白かった~と言うな、って怒られました。
沈んだグレーっぽいカラーの世界で物語は展開されます。
その中で、幸せだった日々と血の色だけが鮮やかに…
きっとトッドの見ている世界はこんな感じの殺伐としたものなんでしょう。
どこかのレビューで、ジョニー・デップの歌がイマイチだ、という意見がありましたが、私はそれも含めてこの世界観に合っていたような気がしました。
あんまり上手くてもちょっとなぁ…って気が。

CMなどなどで話の大筋は知っているので、ウワサのグロシーンはいつ来るのか、ドキドキしながら見ていました。
確かに一人目はトッドが一線を越えてしまう場面でもあるし、復讐の計画外の殺人でもあるので、しっかりと描写されていてグロかったです。
ですが、二人目からは「練習しなければ」との、トッドの言葉通り「作業」に近い描写でした。
トッドの歌に乗って次々と殺されていく、何の関係もない人々。
見ていると、「怖い」「気持ち悪い」よりも、いっそ愉快になって一緒に鼻歌を歌いたくなるような気分になってしまったのが不思議でした。いや、本当に笑えてきてしまって。
そして、死体は階下のパイ店の地下の製造室へ…
これも、ミセス・ラモットの「せっかくの肉がもったいない」(肉が高価で買えないらしいのですよ。不況なんですね)という発言から、こんな風に有効利用されてしまうシステムが出来上がってしまって、二人は共犯者になってしまう訳なんです。
このあたりも、とってもベルトコンベア的で、残酷なのに奇妙に可笑しい。
二人が完全にオカシイのに、変に普通だからなんでしょう。
…そして、パイ屋が大盛況になったりしちゃって、とってもブラックです。

とりあえず、狭い世界観の中で展開される復讐劇なので、主要人物がおのずと見えてしまうのが、ちょっと残念でした。
ミュージカル映画なので、入り組んだ感じにしない方が正解なのかもしれないのですが。
そもそもミュージカル映画、として見ていないと、検事の家で半ば監禁状態で育てられているバーカーの娘と、若い水夫の恋物語が非常に唐突で戸惑いますからね。
冷静に見てしまうと…恋なの?って言いたくなりますし。

この映画を見終わった後、「仕事は丁寧にキッチリしないとね…」って思いました。
そう、キッチリとね。忙しくとも…

残酷な物語なはずなのに、なんか可笑しい映画で、非常に楽しめました。

でも、本屋で拾ったネタなのですが、のど笛を切り裂いた所で人間って死なないらしいですね。
やっぱり頚動脈をズッパリやらないと、いけないらしいです。
プロ(何のかしら?)がのどを切るのは、騒がれないようにするためで殺すためではないらしい…
ということは、トッド氏の犠牲になった人たちの死因は、3階分の高さを頭から落とされた事による骨折が主なのかもしれないですね。
トッドさん、あんなに練習してたのにね。




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テーマ : スウィーニー・トッド
ジャンル : 映画

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(笑)

どうも、よく残酷なシーンで思わず笑ってしまって友人にお前はおかしいと言われる音虎です。
スウィニー・トッド見ましたか…。パイレーツのお陰(せい?)でやたら女子の前評判がよかったような気がしますが、私自身はミュージカルが好みでないのであまり興味がわかないですね…。
あ、そういえば勉強してて分かりましたが、きっちり殺すにはゆっこ様の言う通り、頚動脈を、しかもある角度で刺さないと(僧帽筋が固くて横からは動脈まで届かない)駄目らしいですね。
トッド練習頑張れ!(笑)

ええ、大笑いです。

私もホラー映画はよく、ニヤニヤしてます。
ほら、様式美の世界じゃないですか。
そして未だにそれが許されてるし、「来た来たキタ~、わかってるね~」って。
そうそう、包丁で人を刺す時も刃を横にしないと肋骨に当たる可能性が高い、とかね。
こんな要らん知識を持ってると、何かあったときに「あぁ…あの人ならね。」って言われそうで怖いですわ。
でも、案外スプラッターは嫌いなんですよね、私。(ロマンがないと。ロマンは大事)
…そして、それを誰も信じてくれないのが、また絶望的。
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