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「シルク」を見ました。

久しぶりに、映画館に映画を見に行きました。
ぶっちゃけ本当は「スウィニー・トッド」を見に行ったのですが、時間が合わなくて見れなかったのです。
…休日に行くしかないのか。
ということで、「シルク」です。
キーラ・ナイトレイが結構好きなので、機会があれば見たいなぁ、と薄ぼんやり思っていたんですよ。

カナダ、イタリア、日本の合作映画だったからか、日本人の俳優がたくさん出ていました。
役所広司、中谷美紀、国村隼、あと新人の芦名星。それから、本郷奏多くんも出てました。
日本人はちゃんと日本人が演じていました。

フランス軍に所属する青年、エルヴェは、製糸業を営むヴァルダヴューから仕事を手伝わないか、と誘われる。
軍に嫌気が差していたこともあって製糸業を手伝うことにしたエルヴェは、健康な蚕の卵を手に入れるためアフリカへ向かう事になる。
ヨーロッパの蚕の卵に伝染病が流行して、蚕が育たなくなっていたからだ。
しかし、手に入れたアフリカの卵にも伝染病が発生し、ヴァルダヴューは大陸の果て日本の卵に命運を懸けることにする。
再び、エルヴェに白羽の矢が立てられ、彼は世界の果てとも言える日本へと旅立つのだった。そして、日本で彼が出会ったのは、絹の様に滑らかな肌の一人の女性だった。

キーラ・ナイトレイはこのエルヴェの帰りを待ち続ける奥さんのエレーヌでした。
見る前は、帰りを待ち続けるってイメージじゃないかなと思っていたのですが、登場シーンが少ない分、芯の強そうなキーラ・ナイトレイが演じているからこそ、待ち続けるエレーヌの「強さ」を感じることができたのかもしれないなぁ、と思いました。

でもこの映画が終わった瞬間、このエルヴェに、
ア~ンパーンチッッ!!(アンパンマンの声で)
とかましてやりたい気分になりました。
ラストのオチがなければ、「ふざけんな!このヤロー」と暴れましたよ。

そんな映画でした。

これから、多分ネタバレバリバリです。




この映画を見て思い出したのは「ラストサムライ」ではなく、「ショーグン」でしたね。
あの、ちょっと間違ったオリエンタル・ロマンスに満ち満ちた日本観が…
不思議なオリエンタルな国、ジャポ~ネ~って感じですよ。
でも、別にこの映画ではそれで良かったんじゃないですか?
別に、ちゃんと時代考証した江戸末期(なんですよね?)の日本を描かなくっても。
そこをちゃんと描いちゃったら、多分…
なんで、あんたそんな命懸けで日本に行くんだよっっ!
ていう心のツッコミの声がもっと大きかったでしょうからね。
港で男に服を渡されて変装をした…(日本はどうやら鎖国中らしいのですよ)
って、変装になってねぇぇぇっっ!
明らかに白人さんですよ。こんな日本人いませんよ。
この時点で私はこの映画の日本の描写にツッコミを入れるのを放棄しました。
リアルじゃなくていいんですよ、この映画では。

だってね、なんかねぇ、恋愛映画なんだけど、女性向けみたいに宣伝してるけど、男の妄想じゃねぇのかよっっっ!この映画!って、展開なんですよ。
女子の妄想な恋愛映画もありますが、これは完全に西洋人の男の妄想ですよ。妄想映画ですよ。
世界の果ての不可思議な国の山奥の村まで蚕の卵を買い付けに来て、そこで出会った不思議な妖艶さを持った女性に一目ぼれ、そして女性もまんざらではない感じで、手紙をくれたりする(読めないんだけどさ、日本語だから)。って、オイって展開でしょ。
ただ、得体の知れない村長を役所広司が好演してました。
さすが、マイ・ベスト・オブ・信長様。
この村長と絹の肌持つ女性(仮にここではお絹さん。だって名前が設定されてないんだもん)の関係も、ちょっと夫婦にはみえなくて、多分村長の「持ち物」なのかなって感じです。
日本側の事情はあんまりはっきり描かれません。
お絹さんがエルヴェをどう思っていたのか、なんで手紙を渡すようなことをしたのか。
で、多分村長に命じられて、お絹さんがエルヴェの所に女性を連れて行くんですよね。
村長が二人の気持ちに気付いていたからしたのか、単に上客に女をあてがっただけなのかは描かれません。
が、このエルヴェがですね、障子の向こうにお絹さんがいるというのに、この女を抱いてしまうんですよね。
もう全く、どういうつもりだこの男。
それなのに、フランスに帰ってから、日本が世情不安(おそらく明治維新が起こった?)だっていうのを聞いて、周りの反対を押し切って日本行きを断行するんですよ。彼女に会うために。
ナンダソリャですよ、本当に。あんなことしといて、まだお絹さんが待っていてくれるとか思っているあたり。
それで日本に行って、蚕の卵もダメにしちゃったりして、そのおかげで町の製糸業に壊滅的なダメージを与えてしまったりするんですよ。
でも、本当に日本に行きたかった理由は誰にも言えない。何があったのかも言えない。
ということで、沈黙を通すんですが、一人だけ秘密を打ち明けるんですよ。
彼の家に雑用をしに来てる少年に。
前途ある少年に、そんなディープな打ち明け話すんじゃねぇぇ!
そんな秘密は、カンボジアの木の穴に隠してくるもんなんだよっっ!
by花様年華
母一人子一人で、少年だって毎日大変なんだよ、あんたの秘密なんて背負ってる場合じゃないんだよ。

なんか一人アンニュイに「ふふっ秘密だよ」みたいに少年を見る、エルヴェになんか言い様のないムカつきを覚えました。

最後に、中谷美紀もフランスにいる不思議な迫力のある日本人、マダム・ブランシュを好演してました。
それにしても、この映画、出てくる女性がみんなスレンダ~なんですよ。
一人ぐらいグラマー美人が出てきても良さそうなもんなのに…
誰の趣味なんでしょうね。
監督?










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