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「クイーン」を見ました。

映画公開時に結構すぐに昼時間のみの上映になってしまって、見損ねた「クイーン」をやっと借りる事ができました。
近所のツタヤではハリウッド大作並みの入荷量だったのですが、いつも貸し出し中で、ずっと狙っていたのでした。

ダイアナ元皇太子妃の事故死に揺れる英国と、王室、女王の姿と、国民と女王の間に立って尽力するブレア首相(この人も元首相になりましたね)を描いています。

エリザベス2世役はヘレン・ミレン。
この女優さんは、エリザベス1世も演じているんですね。
このヘレン・ミレンも含め、チャールズ皇太子、ブレア首相と、よく似た役者さんが演じていました。
実在の人物なので、まるっきり見た目が違う役者さんでは不自然なのだろうと思いますが、それにしても似た人物で、現代の事件に関する事を映画にされると、フィクションとノンフィクションの境目が曖昧になりますね。

日本の大河ドラマでも、明治維新以降のお話は関係者がまだ健在だったりするから、ドラマ化しにくい(ウケが悪いのもあるでしょうが)とか言われているというのに。
しかも王室がらみ。
英国ってすごいなぁ、と変な感心をしてしまいました。

物語はまず、ブレアさんが最年少で首相に就任する所から。
奥さんはバリバリの王室廃止論者で、本人もそちら側の考えな彼が、首相として承認してもらうために女王に拝謁するのですが、ぎこちなく儀礼をこなす彼と、儀礼を馬鹿にし切っているブレア夫人、実は反王政の若い首相を歓迎していない女王と、それぞれの立場で三人三様なのが面白かったです。

そして英国を揺るがすダイアナ元皇太子妃の事故死、という大事件が起こります。
この事件に対する王室の対応をキッカケに、大バッシングが起こってしまうのですが、王室とすれば規範に則って対応をしただけで、ダイアナの実家のスペンサー家のほうからも静かに弔いたいという意向があった事をふまえてのことだったようです。
それに、TVで流される偶像化したダイアナに対しては王室側にも言いたいことはあったようですね。

確かにダイアナは世界中に愛されたプリンセスなんだろうけれど、女王の壮絶な覚悟の前にはなんとなく霞んでしまいますね。
英国の元首たる女王として存在する、ということに対する、覚悟。
多分、エリザベス2世以降の王族には持ち得ないものなんではないでしょうか。
時代も変わっていってしまっているし、状況も変わっているし。
「神に選ばれ、女王となった」
王室廃止を唱える人々にとっては、時代錯誤な女王の即位時の誓いなのかもしれないけれど、その誓いに込められた女王の覚悟は、誰も持ち得ない、失くしてはいけない貴いもののように感じました。
女王の態度からその覚悟が感じられ、見ていて心が揺さぶられます。
そしてブレア首相が動きます。
それに女王も答えます。

ダイアナの事件のあと、女王の心を丁寧に追いつつ淡々と物語は進んでいくんですが、見ていて飽きたりはしない良い映画でした。









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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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