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「STEP UP」を見ました。

なんで見に行ったかというと、友達がタダ券を持っていたからです。
ありがとう、友よ。
でないと多分見に行かなかった映画でしたね。

CMでは、貧しい少年と裕福な少女のダンス映画でちょっとロミオとジュリエット的に宣伝されていたのですが、そんな映画ではありませんでした。別に反対されてないし…
まぁ、ストーリー展開は9割がた読めた感じのした映画でしたが、かっちりとオーソドックスなストーリーで安心感はありました。
展開が読めたとは言ってもちゃんと先が気になしましたし、面白い映画でした。

アートスクールの学生の話なだけに、若手が出ていたのでしょう。知ってる顔がなかったのも素直に見れて良かったです。

ボルチモアの貧しい家庭で里親と暮らしている高校生タイラーは、ある夜親友のマックとその弟のスキニーと共にアートスクールに忍び込んで暴れまわった事件で、アートスクールでの奉仕労働を命じられる。
ダンサーになるという夢を持っている女子学生、ノーラの卒業制作のダンスのパートナーの代役をひょんなことから引き受けることになったタイラー。最初はバカにしていた学生達が夢に向かって頑張る姿に触れる内に、タイラーの中で何かが変わっていくのだった。

ここから、超ネタバレです、多分。

ジクソーパズルがはまっていく様に、キレイに伏線を回収していった映画でした。
感心するほど過不足なく伏線を張り、回収といった感じでしたね。

ロミオとジュリエット的なものでないのなら、サクセス物だろう。
タイラーは貧困層の白人の少年で、奉仕労働をする先のアートスクールは金持ち学校ではなく、奨学生が多い。
タイラーはノーラのパートナーが怪我をした為に代役として選ばれた。
スキニーが「銃なんて怖くない。」なんて怖いもの知らずの発言を豪語していた。
などなど…
もう、こうやって挙げただけでも、ストーリーの8割がたが読めるんですけどね。
代役ってことは、本役のパートナーが復帰してきたらお役御免な訳ですし、それまでにきっとタイラーとノーラはいい感じになってるでしょうから、ひと悶着あるだろう、とか。
そこまで前向きになってたタイラー少年を再びやさぐれさせるには、充分な出来事でしょう。覚悟しとけよ、って感じだけれど。まぁ初めて必要とされて、自分を生かせたんだから仕方がないのですけどね。
そこから再び未来に向かう決心をさせるに必要なエピソードというと…
って感じでした。

最初、自分が夢を持っていないことに気が付いてもいなかったタイラー少年に、今流行の格差社会の病理を見たように思います。
漠然と不幸を感じてるけれども、どう不幸なのかが分からない感じでしょうか。
彼の住んでいる家の付近は、とりあえず何らかの政策で作られた住宅地で、家が並んでいるというのにどこか荒野のような荒涼とした空気が漂ったマチでした。ものすごく何かを象徴しているような風景でした。
寄付が盛んな(日本より)アメリカなので、こんなアートスクールが存在しますが、日本で奨学生なんて言っても狭き門でしょう。
ちゃんと勉強しようと思ったら、やっぱり日本じゃお金が掛かるんだろうなぁ、なんて思いました。
じゃぁ、日本でもっと格差社会が進んだら…?なんて思ったら、更に這い上がるのが難しい社会になってしまうんじゃないかしら。

ところで、ノーラのパートナーがノーラの恋人なんていう設定だったら、もうちょっとドロドロとこじれた話になったのでしょうけど、パートナーは単なるパートナーでした。
恋人は別にいたんですが、その問題はあっさり解決してしまったし…
そのせいか、最後まで爽やかな映画でしたね。
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