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「武士の一分」を見ました。

キムタク目当て…では断じてなく(恐らく一緒に行った友達は間違いなくそうだと思っていてそうだけど)どちらかというと消去法に近い感じで見に行きました。
前の「たそがれ清兵衛」と「隠し剣鬼の爪」も見ていたし。
前2作と比べると、なにやら泥臭さが半減って感じでした。キムタク効果でしょうか。
なんかお坊ちゃん臭い感じのした「武士の一分」でしたね。

監督は言うまでもない山田洋次監督。
藤沢周平3部作の3作目で、とりあえずこの作品で打ち止めのようです。

三村新之丞は、城で毒見役を務める下級武士。
城で殿に目通りが出来るでもない中で毒見をするという役目に嫌気がさしながらも、早々に隠居して子供達に剣術を教える道場を開くという夢を妻の加代に語ったりしながら、淡々と役目を勤め平和な日々を過ごしていた。
いつも通り毒見をしたある日、新之丞は激しい腹痛に襲われ高熱を出して倒れてしまう。一命を取り留めた新之丞だったが、視力を失ってしまってしまうのだった。
人の世話にならずに生きられなくなった自分に絶望して、命を絶とうとする新之丞を止めたのは妻の加代だった。
そんな所に俸禄も家屋敷も安堵するとの命が城から伝えられ、安心する新之丞だったが、加代が外で男と密会しているという噂が耳に入るのだった。



カッチリと作られた名工の作品って感じの映画でした。
隙無く作られた映画でしたね。美しい調和というか…
でも結構、印象に残るのはいびつな部分を持った映画だったりするので、美しすぎるのも如何なものなのかなぁ、と思う今日この頃。

なので一番気になったのはキムタクがデコッパチに見えた所。
昔よりはマシになったのですが、やっぱり時代劇の、特に月代がある武士の鬘はあまり似合いませんね。ジャニーズだとV6の森田君とか、昨日見た「白虎隊」に出てた田中君とか、ちょっと顔がゴツゴツ目の方が鬘は似合いますね。キムタクは顔がつるっとし過ぎてて、デコばかりに目が行ってしました。
よくドラマでは2話目から感じられる「あぁ、キムタクになっちゃったなぁ」感があんまり感じられなかったので、良かったのではないでしょうか。まぁ、時々いつものキムタクな演技は見受けられましたが、個性ですむ範囲でした。

序盤、役目に文句を言いながら、加代をからかったり、じいやに近い中元の徳平にからんだりする所は、坊ちゃん臭さが良い方向に生きていたんではないかと思いました。
すぐさま実現できそうにはない、道場開く夢を語ったり。
ただ、加代を寝取った組頭の島田に果し合いを申し込む流れの後半になると、ちょっとその苦渋というか、そういうものの複雑さがあんまり感じられないかなぁ。「これは耐えられる事ではないのだ!」っていう静かな爆発のパワーが感じられない、というのでしょうか。
その悲しみは感じられるのですが、苦さが足りないのかな。
夫婦愛というのがテーマだからか、果し合いの為の鍛錬は短めでちょっと残念でした。でも師匠から稽古はちゃんと果し合いで生かされていましたよ。

前の「隠し剣…」でもそうだったのですが、悪役の島田は徹頭徹尾悪役でした。
坂東三津五郎さんがちょっと上品だった様には思いましたが、悪でしたね。

加代役の壇れいさんはキレイでした。新之丞同様ちょっと泥臭さが少なめではあったのですけどね。なんか張り詰めた感じが良かったです。
気になったのは「声」かなぁ。なんか「隠し剣」のヒロイン松たか子と声が似ているように思いました。監督はこんな感じの声の女優さんが好きなのかなぁ、なんて。方言のせいかな。

役目に不満だった新之丞を救ったのが、一番遠いと思ってた人だったっていうのもお話としては良かったですね。










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