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「トリスタンとイゾルデ」を見ました。

「トリスタンとイゾルデ」名前だけはよく聞いていたんですが、悲恋物語だということ、古いケルトの物語だということ、くらいしか知りませんでした。
…そして「銀河英雄伝説」のロイエンタールの乗艦の名前が「トリスタン」。(これが理由じゃないのか、とかいうツッコミは聞きません)
大本の物語自体がどんなものなのかずっと知りたかったので、映画化したこの機会に、と見に行きました。
ワーグナーが劇にしてたんですね。
なんか物語として探すと、ぼんやりした物しか出てこなかったんですよ。
本当に正統派な悲恋物語でした。でも、「あぁ、元祖だからね。」っていう古さも感じられるところはない美しい悲恋物語でした。
イギリスやアイルランドの何となく憂鬱さを含んだ美しい自然が見事でした。
監督はケヴィン・レイノルズ。調べてみると、ウォーターワールドを監督してますね。
トリスタンにジェームズ・フランコ。「スパイダーマン」でトビー君の親友役をやってました。
イゾルデにソフィア・マイルズ。知らない女優さんでしたが、輿入れのシーンは本当に綺麗でした。

ローマ帝国による支配が終わったブリテン島は、海を挟んだアイルランド王国による支配の時代に入っていた。
アイルランドの圧政に対抗する為にブリテンの各部族長達が同盟を結ぼうとした、将にその時にアイルランド軍の襲撃に遭い、トリスタンの父と母はその戦乱の中で殺されてしまう。
独り生き残ったトリスタンは、彼をかばって右手を失ったマーク候に引き取られ、立派な戦士となるのだった。
海を隔てたアイルランドでは、冷酷な父王に反発して自由に憧れるアイルランド王女・イゾルデが海の向こうの見知らぬ大地へ想いを馳せていた。






ということで、ブリテン島の独立をめぐるアイルランドとの戦いの中で毒を受けて重傷を負ったトリスタンが、もう助からないだろうと、葬送の舟に乗せられて海に流された所から、悲恋の運命が動き出すのですよ。
ブリテン島から海に流されて、アイルランドへ流れ着いたトリスタンをイゾルデが見つけて保護するのです。
見る前に抱いていた悲劇の姫というイメージと違って、イゾルデは芯のしっかりした姫で、毒草・薬草の造詣も深かったので、トリスタンは助かる訳なんです。
ちょっと普通の深窓のおとなしい姫と違うからこそこんな運命にも巻き込まれてしまうわけなんですよね。

そこからが、ボタンの掛違い、すれ違いの連続ですよ。
やらねばよいのに、やってしまう。
イゾルデが本名をトリスタンに告げないから起こる悲劇。
育ての親のマーク候が良い領主であるからこそ、さらに苦しむトリスタンとイゾルデ。
これも恋物語だけではなく、ちゃんとトリスタンの周囲もちゃんと描いてあるから伝わってくる苦悩なんですよね。

あまり大作で主役を張ってるような役者さんが出てないからこそ、しっかりした堅実なまとまりが感じられた映画でした。
イゾルデ姫もさわやかな綺麗さがあって、煌びやかな時代の姫にはない自然とともに生きている堅実さも感じられました。
トリスタンは、イゾルデとの恋に悩むようになってからは、なんだかウジウジはっきりしない様な感じになってしまうのですが、常に困り顔の大きな犬の様で可愛らしかったです。諦めるような事を言っておいて、ウロウロ付いて来てる所なんか…
最後はちゃんと主役らしくキメてくれましたが。

ところで、イイヒトのマーク候。
目をギョロっとさせてるところは渡辺謙さんのようであり、たまに松平健にも見える時もありで不思議でした。(髪型のせいか?)
子供時代のトリスタン役で、「ナニーマクフィー」に長男役で出ていた男の子が出ていました。「アブ・アクチュアリー」の方が有名か。

恋愛だけの映画の様に宣伝されていますが、知らなかったブリテン島の歴史をちょっと見れて面白かったです。
根深い歴史が深い溝の様に横たわるんですね、現在まで。


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