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「男たちの大和/YAMATO」を見ました。

なにやら評判もいいし、公開から大分経ってるので比較的空いてるかなぁ、なんて思って見に行ったら結構一杯でした。

「男たちの」なんてタイトルにくっついてる時点で、なにやらロマンに酔ったような感じの物か説教臭いものか、どっちにしろ暑苦しい映画であろうとイメージしていましたが、戦艦大和に起こった出来事を淡々と描いた映画でした。
悲劇的に描かれることが多かった戦艦大和なんですが、本当に戦時下の出来事という感じで描かれていました。
主人公達は下士官なので、彼らが戦況をどうこう動かせる立場にあるわけではないので、命令が出れば出撃するしかなく、戦いになれば敵機を撃ち落すことしかできないのです。
そういった意味ではリアルであったのではないでしょうか。

戦艦大和が撃沈されてから60年。
それを記念して式典が開催されようという枕崎に、一人の漁師がいた。彼は戦艦大和に関する式典への参加の誘いをずっと頑なに拒否していた。
そんな彼の前に戦艦大和が沈んでいる海域まで行きたい、という女性が現れる。
「どうしてもそこに行かねばならない。」という彼女の言葉に彼は船を出す決心をする。
彼女は養父が大和の乗組員だったことを話し出し、父親の心を知りたいのだと語る。
彼女が口にした父親の名前を彼は知っていた。
彼もまた大和の生き残りだったのだ。

ということで、仲代達矢さん演じる大和の生き残りの漁師、神尾の回想でお話は進んでいきます。
新兵として海軍に志願した神尾少年は憧れ戦艦大和に配属されたことにわくわくするんですが、そこは軍隊なので規律と連帯責任に縛られて訓練訓練の毎日が待っているわけです。
やっぱ軍隊だなぁ、と思ったのですが、後半の米軍の大編隊の集中攻撃の中、ドッカンドッカンのバッタバッタになる大和を見ながら、こういう時にちゃんと最後まで動けるようにああやってシゴキに近い訓練を繰り返して、延々叩き込むのかもなぁ、なんて思いました。
「プライベート・ライアン」ほど落ち着いて負傷者を映すようなこともせずに、早いピッチで目まぐるしく吹っ飛ばされる兵士達を映していく演出は、大和に乗艦してる兵士達の余裕の無さも表わしてるようでした。そのあたりも臨場感が増していたのではないでしょうか。
「プライベート・ライアン」は地上戦で、あれも激しく銃弾が飛び交いましたが、大和は本当に文字通り雨あられと銃弾が降って来るといった感じでした。
米軍の大編隊を見た瞬間に「物量で圧倒する連合が…」なんてどこかで聞いた様なナレーションを思い出したりしましたが、あの物量には敵わないですね。本当に。
という様にほぼ原寸にちかい「大和」を作った甲斐もあって、戦闘シーンは迫力がありました。CGだけでは出ない迫力が出ていたようです。
おかげで中国では「大和を復活させようとしている」と騒がれたりしていたようですが。

さて、反町隆史と中村獅童が出ているのですが、反町隆史の演技が良かったです。
さぞやイケイケドンドンな部署にいるのであろうと思いきや、「第二十二分隊主計科烹炊班 二等兵曹」要するに食堂の料理班の長ということで、面倒見が良くて頼り甲斐のある大人の男を好演していました。
中村獅童は、正義感が強く型破りな銃座二等兵曹機銃射手、というある意味いつもの役ですね。彼のフォローをいつも反町が買って出ている、という親友同士でもあったみたいです。
でも一番驚いたのは「士道と武士道について教えてください!」と若い兵士から教えを乞われていたのが、長島一茂だったこと。
「え~!!一茂にはムリやん!!」という私の心の叫びを他所に、穏やかな知性をたたえて海軍大尉はちゃんと応えていましたよ。
どうやら一茂大尉は知性派らしく、戦いに臨む覚悟を若い兵士達に説いたり、勝ち目の無い戦いを前に取り乱すインテリ兵士達を諭したり、結構映画のテーマを言葉にしていたりしていました。
…エイリアンでも乗り移っていたのでしょうか。信じられない光景でした。
あと、将校たちも豪華キャストでした。

ラストは結構お決まりな感じでしたが、良い映画でした。
センチメンタルになることなく、淡々と描かれていたからこそ重く伝わってくる物があったように思いました。




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