スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「SAYURI」を見ました。

「SAYURI」を見に行きました。
だって渡辺謙さんが出ているのですよ!なら、見に行くしかないじゃないか!!
ということで行って来ました。
監督は「シカゴ」のロブ・マーシャルでさゆりはチャン・ツィイー。

芸者が主人公の映画をハリウッドで撮る…「ラスト・サムライ」の時より大丈夫なの?度は高そうな感じでしたが…
まぁ、良かったです。
渡辺、役所両氏がインタビューで「ファンタジー映画だと思った。」と言っていましたが、まさにそうかな、と。
ジャパネスク・ファンタジーだと思って見ればよいでしょう。
京都のようで京都でなく、日本人のようで日本人でない(主要な女優はほとんど中国人だし)不思議な異空間でのお話のようでした。
風俗なんかを忠実にやられても、セリフが英語な時点で違和感が出てくるんだろうからあれで正解だったんでしょう。
考えてみれば、昔の日本なんて、見ているこっちにだって一種ファンタジーの世界ではありますからね。

貧しい漁村から都(京都だとは言っていない)の置屋に売られた少女千代(後のさゆり)。
家族から引き離されて、辛い日々を送る千代。
ある春の日、そんな千津の前に立派な身なりの紳士が現れて、自分の生活に絶望し泣く彼女を優しく慰めてくれたのだった。
芸者になればもう一度あの人に会えるかもしれない。
その想いだけを胸に秘め、彼女は芸者になることを決心するのだった。
まず思ったのは「アメリカで受けるの?これ。」ということ。
基本的に芸者のお話なので、そんなに派手な盛り上がりがあるわけでなく、お話は淡々と進んでいくし、CMで言うほどさゆりに「伝説になった」感があるわけでもありませんでした。

女の一代記というほど、したたかに生き抜いていく性格のヒロインじゃないんですよ、さゆりって。
周りにしたたか過ぎるほどの女達がいたからでしょうか。
さゆりはあまり自分から行動するのではなく、周りに流されていく感じで生きていきます。
流れていく「水」の性質の女だということなので、それはそれがさゆりなんだ、ということなのかもしれませんが。
なんかいつまでも少女めいた感じで生きているさゆりには、チャン・ツィイーは合っていた様に思いました。
そして久しぶりに見たコン・リー。
きれいでした。
自分では上手いこと生きてるつもりでも、割り切っては生きられない初桃役はぴったりでした。
そして花街一の芸者、豆葉はミッシェル・ヨー。
切符が良さそうな、貫禄がにじみ出ていて良かったです。
でもなにより、置屋のおかあさん(と作中でさゆり達が呼んでいる)の桃井かおりのあの存在感。
英語でセリフをしゃべるのは初めて、とか何とか言っていたと思うのだけど、しっかり英語も桃井節なところがすごい。
発音とかはどうなのかしら?と最初は思っていたけれど、なんであんなにしっかり桃井節なのかということに感心してしまって、どうでもよくなりました。
あれが強烈な個性というものなのかしら。
きっとドイツ語をしゃべろうが桃井節なんでしょうね。
さゆりの置屋での幼馴染、おかぼ役(英語でパンプキンって呼ばれてたけど、OKABOでいいじゃん)の工藤夕貴は流石に自然に英語を話していました。
そして、やっぱり着物も一番似合うし、舞妓の髪型もちゃんと似合ってました。そして舞妓姿の違和感のなさ…可愛らしさは驚きです。
そう、ちゃんとした髪型をしていたのは工藤夕貴一人だったんですよね。
後はなんだかアレンジしまくりの芸者ばかり。
もしかして日本髪が似合わなかったのかなぁ、なんて思いました。
そこが異世界的な空気を醸し出しているというか、なんというか。
トンデモニッポンぎりぎりで踏みとどまってる感じがした、都の花街なのでした。

さて、謙さん。
ジェントルでしたよ。今回は最後のサムライでも、犯罪組織の不気味な教祖風の親玉でもないので、終始優しくしゃべっていました。
英語にも慣れたんでしょうね。余裕があったんではないかと思います。
一方、役所広司さんはちょっと硬さがあったかな。
やっぱり英語に慣れていないせいかな?とか思ってから、結構いつもあんな役の時は日本語でも台詞回しは硬いか、とも思ったりしました。

面白かったのは、「さゆり」の呼び方。というか発音。
外国人キャストは「さっゆぅりぃ」な発音で、日本人キャストはモロ日本語読みの「さゆり」。
渡辺謙さんは、役所さんと一緒のシーンでは日本語読みっぽくなったり、他のシーンでは英語っぽくなったりしてました。
工藤夕貴は幼馴染役なので「千代ちゃん」って呼んでいました。

でもでも、今回の映画で一番の発見は少女時代のさゆり=千代役の大後寿々花ちゃん。(「北の零年」にも出ていたそうで)
演技も上手でとっても可愛かったです。
そのせいなのかは分からないけれど、結構少女時代が長いんですよね…
可愛いからいいけれど。

まぁ、トンデモニッポンぎりぎりのラインの映画なので、許せない人も多いかもしれないんですが、私としては許せる範囲でした。

スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

『SAYURI』

不思議な瞳によって、伝説の運命を背負った少女・・・・・・“SAYURI”。■監督 ロブ・マーシャル■原作 アーサー・ゴールデン(「Memoirs of a Geisha」)■キャスト チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、桃井かおり、役所広司、コン・リー、大後寿々花、

コメントの投稿

非公開コメント

sidetitle最近の記事sidetitle
sidetitle最近のコメントsidetitle
sidetitle最近のトラックバックsidetitle
sidetitleプロフィールsidetitle
  • Author:ゆっこ
  • 映画の感想を書こうと思って始めたブログ…
    すでに馬脚を現しています。
sidetitleカテゴリーsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleブログ内検索sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleRSSフィードsidetitle
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。