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無限のリヴァイアス
2005/10/25(Tue)
さて。先日「銀河漂流バイファム」を語ったんですが、銀河漂流つながりで思い出すのは「無限のリヴァイアス」。
たった13人で力を合わせて頑張っていたジェイナスのメンバー達とはうってかわり、こちらは学校ごと漂流することになってしまいます。

太陽フレアによる異常現象「ゲドゥルト・フェノメーン」の影響で、プラズマと異常重力の渦巻く「ゲドゥルトの海」に半分沈んだような状態の太陽系。ある日、人口衛星の宇宙訓練校リーベ・デルタがテロによりゲドゥルトの海へと落下するという事件が起こる。ゲドゥルトの海へと落下すれば、異常重力でリーベ・デルタは潰れてしまう。
リーベ・デルタの訓練生487名は、隠されていた謎の巨大航宙艦「リヴァイアス」に乗り込み、リーベ・デルタから脱出するのだった。

ドサクサで大人が全員死んでしまったりして、いなくなっちゃう所とか共通点はあるんですが、真逆な方へ転がっていきますよ。
お話としては「バイファム」よりも「漂流教室」(ドラマじゃなくて原作版)に近いです。
大人がいない状態で宇宙をサバイバルし、生き残るために敵からの攻撃へ立ち向かわなければならない、など共通点はあるんですが、「僕たちは13人」と「僕たちは487人」では大違い。13人だとそれぞれが必死で頑張らなきゃいけないけれど、487人だと一部の頑張らなきゃいけない人、大半の頑張らなくても良い人が出てくるんですよ。
閉鎖空間での先の見えない宇宙の旅の中で、だんだんリヴァイアス号の訓練生たちの人間関係も歪んできます。

主人公は普通の少年、相葉昴治。普通の事なかれ主義の少年です。
家族は母と弟の祐希。
子供のころは兄を慕っていた祐希ですが、腕力などの能力が昴治より勝ってしまった現在は事なかれ主義の兄に反発中。
そんなヒーロー的な側面を全く持たない昴治なのですが、周りがどんどん異常な状態になっていく中で、常になぜか不思議に平常心を保ち続ける強さを見せるのですよ。
普通ということがどんなに大変なことなのか、そんな結末のように思います。
でもこのアニメ、そのものずばりは描かれませんが、「異常な状態」が結構エグく描かれます。
「僕たちは13人」だったからバイファムは美しかったのね…と倒れこみそうになった事しばしば、でした。

リヴァイアスは「ガンダムSEED」と結構キャストがかぶってますね。
サイ役の白鳥さん(昴治役)は「保志君(キラ役・祐希役)と一緒のアニメは(キャラクターが)ロクな目にあわない」と言ったとか…
サイはともかく、昴治は最後は美味しい所を持っていけし、彼女も出来たじゃないか、と思うんですけど。ま、そこまでがストレス溜まりそうな展開でしたからね。
でも私は昴治が結構好きでした。
もちろんこの「無限のリヴァイアス」も好きでしたよ。
鬱展開が結構好きって人ならば、お薦めです。
最後は一応のハッピーエンドも見られますしね。


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